性行為の時に十分に勃起しない、勃起しても持続しない、中折れしてしまうなどのケースはEDの範疇に入り、満足のいく性行為ができるだけの勃起が得られているか、が判断材料となります。
EDの原因は①心因性ED、②器質性ED、③混合性ED、④薬剤性EDに大別されます。
①心因性EDは、精神的なストレス(仕事のトラブル、パートナーとの関係性)によって、脳内の神経伝達物質が減少し、性的刺激がうまく陰茎に伝えられい状態です。自慰は可能で朝勃ちはするけど、セックスはできないといった場合は、心因性EDの可能性が高いと考えられます。
②器質性EDは、主に動脈硬化などで血流が悪くなり、十分な血液が陰茎に流れ込まなくなって起こります。糖尿病や高血圧、高脂血症といった生活習慣病、喫煙は動脈硬化のリスク因子となります。また、脳出血や脳梗塞、脳腫瘍、脊髄損傷といった神経系疾患を発症した後にEDが引き起こされることもあります。
③混合性EDは、心因性EDと器質性ED双方が原因で起こるものです。
④薬剤性EDは、現在治療中で内服している薬の副作用として発症するEDを指します。
当クリニックでは勃起不全治療剤としてバルデナフィル、タダラフィルが処方可能です。いずれもホスホジエステラーゼタイプ5(PDE5)阻害薬で、勃起のための血管拡張と平滑筋弛緩を促進します。
| バルデナフィル | タダラフィル | |
| 作用発現時間 | 約20~30分(空腹時) | 約60~120分 |
| 効果作用時間 | 約4~5時間 | 約20~24時間 |
| 食事の影響 | 700kcal以下なら影響が少ない | 影響を受けにくい |
| 使用方法 | 性行為の1時間前に服用 | 性行為の2~3時間前に服用 |
| おすすめ | 即効性重視の方 | 長時間プライベートな空間で過ごす予定の方 |
・本剤に対し過敏症の既往歴のある方に処方はできません。
・狭心症や心筋梗塞、不整脈、高血圧、脳出血、脳梗塞で治療中の方に処方できません。
・重度の肝障害、血液透析中、網膜色素変性症の方に処方できません。
・低血圧や高血圧で未治療中の方もご遠慮いただいております。
※バルデナフィル錠10mg「FCI」は、1回2錠(20mg)まで、投与間隔は24時間以上となります。
※タダラフィル錠20mg「FCI」は、1回1錠、投与間隔は24時間以上となります。
- お得なセット処方がおすすめです。
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初回限定お試しセット(バルデナフィル4錠+タダラフィル2錠):6,000円(税別)
バルデナフィル錠10mg「FCI」10錠セット: 13,500円(税別)
タダラフィル錠20mg「FCI」10錠セット: 9,000円(税別)
- ED内服治療薬は、2錠以上かつ偶数錠で処方可能です。
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バルデナフィル錠10mg「FCI」: 1,500円/錠(税別)
タダラフィル錠20mg「FCI」: 1,000円/錠(税別)
